Fenderのエレキバイオリン、FV-3です。 ごく細かい傷は多少あり、但し美品に近い。動作確認済み。 新品で購入し不調部分を整備済み。（同型のピックアップ交換、ペグの整備、電装一部改造←後述） ２本所有していたので１本出品いたします。 2000年初頭～2010年頃？まで製造販売されていたエレキバイオリンで、現在は製造完了し現行品はありません。 パッシブ仕様のエレキバイオリンで、駒の下に設置された専用ピエゾピックアップで音を拾います。1トーン１ボリューム仕様。 楽器内部は空洞になっているが、板の厚みと重量によりハウリングに強い設計。 4/4サイズ、重さは専用肩当装着で910g。 一応注意点ですが、この楽器のジャックはヘッドホンアウトではありません。エフェクターやアンプ、DIなどを繋いで演奏します。 元のケース付属（傷、剥がれ、サビあり） 元の弓付属（毛は消耗あり） 弦は交換済み（ドミナント） 付属品完備（ケース用ストラップ、ケース用鍵、専用肩当） 機材があれば購入後すぐに音出し可能な状態です。 あくまで新品であることをご了承ください。 ～上で記載した「電装一部改造」に関して～ この機種（というかこの世のほとんどのエレキバイオリン）はアンプやDIに繋いだ状態で「ブーー」というハムノイズを常に発します。これは内部の電装がアースに繋がっていないことが原因です。通常、エレキギターはこのノイズを解消すべくブリッジにアースを繋ぎ、弦に触れていればハムノイズは発生しないように製造・販売されています。つまり電装から繋いだアースが人体に落ちるようにすればハムノイズを解消できます。小音量では気にならないかもしれませんが、エレキバイオリン最大の利点であるアンプ増幅によって音量を大きくすると、全く無視できないレベルのノイズになってしまいます。 この楽器内部からエンドピンを通って顎宛ての金具に接続されたアース線によって、楽器を構えている状態で首が金具に触れていれば件のハムノイズは止まります。 私が施した改造はこのようになります。 この改造によって元の音質が劣化するということはありません。なぜなら世のエレキギターと同じ仕組みを採用しただけですから。 また、本改造にあたり本体ボディへの切削は一切しておりません。アース線を通すためエンドピンにのみ穴あけを行いました。